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もうじき新米ババとジジになる方のための「沐浴のしかたを思い出しましょう」です。
30~40年来、沐浴の指導の内容は、ほとんど変わっていないようですので安心して下さい。
新米ママだった時に、赤ちゃんをお風呂に入れるのは、ドキドキの一大事だったのではないでしょうか。
まずは、お子様とのコミュニケーションが取れ、信頼を得やすいように、最近の指導で使われるキーワードを使って注意する点だけチェックしましょう。
詳しい手順はその下に書いておきましたので、すっかり忘れちゃったという方はそちらまでご覧ください。
まずは入浴はいつするかです。
赤ちゃんが空腹時やほ乳後30分以内の沐浴は避けます。
赤ちゃんに熱がある時は、沐浴はやめます。
着替えを用意してから沐浴を始めます。 沐浴布を、赤ちゃんの手が隠れるように掛けます。
お湯に入れてしばらくたつと赤ちゃんは、緊張がほぐれて少し足を伸ばしてきます。
ここまでくると、皆さんがママやパパになってお子様を沐浴させたときのことが、よみがえってきているのではないでしょうか。
以下は、注意する点だけを箇条書き風に書きます。
目を拭く時は、目頭から目尻の方向へ。ガーゼの違うところを使って。
顔は3の字、反対の3の字、あるいはS字で拭きます。
顔以外はバスタブのお湯を使って洗って構いません。
湯冷めしないように頭の水分を拭く
体を洗うときも洗っていない部分に沐浴布は、掛かっているようにします。
首筋、わきの下など皮膚が重なったところを丁寧に。
背中を洗う時は、赤ちゃんの左の脇の下を挟むように右手の親指と4本の指で支え、右腕に赤ちゃんの胸が載るようにします。赤ちゃんの右腕を、自分の右腕にかけてあげると赤ちゃんが安定します。
掛け湯は足から上に。
赤ちゃんをお湯から上げる際に振ったりして水を切ることはやめましょう。
赤ちゃんの肌は柔らかいので、ごしごし拭かず、バスタオルで包んで押さえるようにやさしく水分を拭きます。
首筋、わきの下など皮膚が重なったところを丁寧に 。
沐浴直後におしっこをすることが有るので、体を拭いたらすぐにおむつをする。
迎え袖で、衣服の腕は通します。
もうすっかり思い出したのではないでしょうか。
*少し変わった点です。
お風呂上がりに白湯を飲ませていたと思いますが、今は母乳やミルクを与えていればお風呂上がりの白湯は不要とされているそうです。
この点は少し変わっていますので、「ママの頃とは違う」と言われないように、チェックしておいてください。
一応沐浴の手順を詳しく下に記載しましたので、ご心配な方はご覧ください。
まずは何を用意するかから。
赤ちゃんの沐浴は、ママとパパが緊張するシーンのようです。 新米のババが頼られるところです。
用意をするものは
バスタブに浴用ネットを付けたり、いろいろな工夫があるようですが、ゆったりしたベビーバスタブがお勧めです。
産科の指導でも、バスタブだけで指導しています。
衣装箱で代用できますなんて話を、経験者がネットで書いていることがありますが、衣装箱で代用できなくはないとは思いますが、角があって危ないのでお勧めできません。
また、水抜きの栓が無いと、最低でも20L(20kg)ぐらいある水を空けるのに一苦労されることになります。
顔を拭くときは、洗面器のお湯を使います。 上がり湯を掛ける時にも使います。
お手元の洗面器を使う時は、しっかり洗って準備をしておいて下さい。
赤ちゃんが使っている間は、他の人が使うのはお控えください。
38~40℃が適温です。(コンビ社の湯温計に関する記載から)
手のひらでは、温度になれてしまいますから、湯温計で計ることをお勧めします。
湯温計も目盛りが引っ掛かることがまれにあります。
腕を肘まで入れて、湯温計でも計って、快適な温度で赤ちゃんを沐浴させてください。
赤ちゃんの上に掛けるだけのところと、体に巻くところと指導が分かれます。
どちらにしても、手が出ないように体全体に沐浴布を掛けて沐浴をさせると、赤ちゃんが不安がらないようです。
赤ちゃんの目元を拭いたり、お顔を拭いたりするのに使います。石鹸で洗った頭をぬぐって石鹸を落としたりするのに使います。
赤ちゃんの体を洗う時は、手のひらを使って洗いますので、ガーゼは使いません。
石鹸を落とすときには使います。
刺激の少ないベビー用の石鹸をご用意ください。
泡立てる必要がないので、泡タイプのボディーソープが便利だと思います。
シャンプーも販売されていますが、生まれてすぐは、分けて使わなくてもいいようです。
赤ちゃんの顔は、濡れたガーゼで拭うだけでいいのですが、湿疹などが出るようでしたら、少し石鹸を付けて洗います。
赤ちゃんは、湯冷めしやすいので沐浴後にすぐに服が着られるように準備をしておきます。
赤ちゃんの着替えの服を用意します。
短肌着は、袖を、長肌着の袖に入れて、一遍に着られるようにしておきます。
おむつをすぐつけられるように用意します。
湯上げのバスタオルを用意します。もう一枚フェースタオルがあると、拭きやすいかもしれません。
湯上げタオルという名前で90×90cmの正方形のタオルが売られています。
赤ちゃんを抱き上げやすいのでお勧めです。
湯上げ以外にもおくるみとして使えます。
赤ちゃんの頭を左の手で持って、耳を親指と中指で耳たぶでふさぐようにし、お尻を右手で支え、沐浴布を掛けてお湯に入れます。
赤ちゃんは、お湯に入ると緊張して足を縮めることが多いようです。
しばらくすると、赤ちゃんもリラックスして、足が伸びてきます。また、お湯に浮かせるようにすると、腕も力が要らず楽です。
まず顔からです。
目を拭きます。
目頭から目尻の方向へ拭くのでしたね。
ガーゼの違うところを使ってください。
同じところで拭かないようにしてください。
顔は3の字、反対の3の字で拭くとか、S字で拭くとか言われます。
3は、おでこ、眼をよけてほっぺた、口をよけて口の下を拭きます。
反対側は反対の3の字で拭きます。Sの字はおでこから頬っぺたを通って鼻の下を通って口を回って口の下を拭きます。
口の周りは汚れていることが多いので、丁寧に拭きます。
顔以外はバスタブのお湯を使って洗って構いません。
次は頭を洗います。
頭は石鹸を付けて洗います。
バスタブのお湯で、ガーゼを使って石鹸を落とします。
赤ちゃんの頭は大きいので、湯冷めしないように、すぐに、頭の水分を拭くように、指導するところもあるようです。
顔にしずくが垂れることもあるので、取り敢えず拭いてください。
体を洗うときも洗っていない部分に沐浴布は、掛かっているようにします。
手のひらに石鹸を付けて、赤ちゃんの体を洗ってください。 首筋、わきの下など皮膚が重なったところは、丁寧に洗ってください。
赤ちゃんは手を握っていることが多いのですが、広げて手のひらも忘れずに、洗ってください。
背中を洗う時は、うつぶせにひっくり返す形になりますが、赤ちゃんの左の脇の下に、挟むように右手の親指と4本の指で支え、右腕に赤ちゃんの胸が載るようにします。
赤ちゃんの右腕を自分の右腕にかけてあげると赤ちゃんが安定します。
体を洗ったり、足や腕を洗う時に無理にお湯から出さず、お湯の中で洗う感じでいいようです。
赤ちゃんに掛け湯をして上がります。
掛け湯は足から上にします。
赤ちゃんをお湯から上げる際に、振ったりして水を切ることはやめましょう。
赤ちゃんを拭くときに、赤ちゃんの肌は柔らかいので、ごしごし拭かずバスタオルで包むようにやさしく水分を拭きます。
首筋、わきの下など皮膚が重なったところを丁寧に 。
沐浴直後におしっこをすることが有るので、体を拭いたらすぐにおむつをします。
気持ちよさそうな顔をして、おしっこをする赤ちゃんを思い出したり、赤ちゃんにおしっこをされて用意した服を取り替えたり、慌てたことを思い出されるのではないでしょうか。
服を着せる時は、袖に手を通すのが難関です。
迎え袖と呼ばれている、袖口から手を入れて、赤ちゃんの手を握手のように掴んで袖に通します。
まだ服は袖を通しただけですが、ここでおへその手入れをします。
おへそが終わったら服の前を合わせてちゃんと着せます。
それから耳と鼻の掃除をします。
おへその手入れは消毒液を付けてします。
ママやパパが産科でどのように指導されているか確認しておきましょう。
耳と鼻の掃除は、ババとジジの頃は、綿棒にベビーオイルを少量付けて行っていたのではないでしょうか。
最近はなにも付けいないことが多いようですので、これも産科での指導を確認しましょう。
この後、赤ちゃんには白湯を飲ませるのが一般的だったと思いますが、今は、母乳やミルクを与えていればお風呂上がりの白湯は不要とされているそうです。
沐浴時に留意するのは、赤ちゃんは、湯冷めしやすいということです。
室温や湯温も気にして下さい。
沐浴剤、例えばスキナベーブは、沐浴をするだけで石鹸不要、上がり湯もいりませんから、とても手が省けます。
ラクラク沐浴です。
でも、これだけで毎日というのは無理があるようです。
数日毎には、石鹸で洗ってください。
以上が赤ちゃんの沐浴の手順の確認でした。
初めて自分のお子様を沐浴させた時の気持ちなど、思い起こされているのではないでしょうか。
ママになったお子様と共感しながら、サポートしてください。
お子様が医療機関で指導を受けられていると思います。
一般的な手順を見ましたが、その指導に基づいて沐浴をして下さい。
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