愛育ベビーはベビー用品レンタルの専門店。赤ちゃん連れの海外旅行、チャイルドシートのご利用に関するご案内です

飛行機内で使えるチャイルドシート

チャイルドシートの使用に関しては、「実際の使用に関しては、ご利用の各航空会社へお問い合わせ下さい。」が、公式な説明です.
アリタリア航空の説明が具体的でしたので、ご参考に以下に記載します。
尚、アメリカの航空会社は、FAAの認可（FMVSS適合）のチャイルドシートを厳密に要求するようです。
また、アメリカ国内ではFMVSS適合のチャイルドシート以外の使用は認められていません。

アリタリア航空サイトより（2019.06.25）　　　　　

■2歳未満のお子様のお座席のご利用について

お子様の座席を予約される場合は、下記の条件に当てはまるチャイルドシート(CRS: Child Restraint System - 幼児拘束装置)に限り、機内に持ち込むことができます。

• 座席のひじ掛けの間(幅42cm)に収まるもの
• 取扱説明書に従って保護者ご本人が(前向きまたは後ろ向きに)設置できるもの
• シートベルトで固定できるもの(2つのパーツから構成されていて3つのアタッチメントまたは金属のバーで固定するものは使用できません)
• 欠陥がなく、EUまたはその他の承認マークが確認できるもの

お子様の座席は一部の便のみでご予約いただけます。必ずご出発の48時間前までにスペシャルアシスタントまでご連絡ください。
２歳未満のお子様が座席を利用される場合、条件に当てはまるチャイルドシートの持ち込みが必須です。
下記のチャイルドシートをご利用いただけます。

• 国連欧州経済委員会基準(UN ECE R44-03および44-04)適合製品
• アメリカ合衆国連邦自動車安全基準(US FMVSS NO.213)適合製品
• カナダ自動車安全基準(CMVSS 213/213.1)適合製品
• ドイツ技術検査協会基準(TUV/958-01/2001)適合製品
• カナダ運輸省、連邦航空局(FAA)、国際民間航空機関(JAA)によって上記と同等の基準に従ってテストされ、自動車での使用が認められているチャイルドシート

当社航空機のマニフィカ(ビジネスクラス)に搭乗されるお客様は、座席をご予約のうえ、自動車での使用が認めされているチャイルドシートを持ち込んでいただく必要があります。

＊航空機のシートベルトは2点式シートベルトです。一般のチャイルドシートは3点式シートベルト専用ですので、使えない可能性があります。また、ISOFIXは、使えません。（この注は愛育ベビーが記載しています）

CARESハーネスのご利用方法について

機内でCARESハーネスをご利用になるお客さまは、空港のチェックインスタッフ及びご搭乗時には客室乗務員にその旨をお知らせください。
CARESハーネスはお客様ご自身（またはお子様の同伴者）にてご用意ください。
CARESハーネスは、機内で使用する米国連邦航空局（FAA）の認可を受けた子供用の安全用具です。
客室乗務員にてFAAのラベルの有無を確認させて頂きます。

CARESハーネスを安全にご使用頂くために、お子様は次の条件を満たしている必要があります：

• 大人の方の座席とは別に、ご自分のお座席に正面を向いて座ることができる
• 支えがなくても背筋を伸ばした状態で座ることができる
• 身長100cm未満
• 体重10kg（22ポンド）から20kg（44ポンド）

CARESハーネスをご利用頂けるお座席

• 窓側のお座席
• プレミアムエコノミー、Magnifica（ビジネス）ではご利用頂けません
• 非常口近くのお座席はご利用頂けません

チャイルドシートご使用上のご注意　　　　　

CARESハーネスは、飛行機での使用が認められていますが、自動車での使用は認められていませんので、ご注意ください。
飛行機で使用したチャイルドシートを、ご旅行先などで自動車に取り付けてご利用になりたい方が、いらっしゃると思います。
飛行機での使用が認められても、現地では使用できないケースがあります。
例えば、ハワイを含むアメリカ合衆国では、日本で一般に売られているチャイルドシート、ECE r44/04適合のチャイルドシートは適法に使えません。
FMVSSというアメリカの基準に適合したものだけが使用できます。
オーストラリアもAS／NZS 1754（Australian and New Zealand Standard AS／NZS 1754 Child restraint systems for use in motor vehicles）適合の物だけが使用できます。
（ご参考　トピックス：オーストラリアでチャイルドシートを使う。）

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