ベビーバストイをマンチキンが自主回収：株式会社愛育ベビー

アメリカの消費者製品安全委員会によると、 マンチキンの幼児向けバストイ、ウォーターピード バストイが、窒息の危険があるとして、2018年5月10日に、リコール（自主回収）が発表されました。

概要は、この生後6ヵ月からと記載された幼児向けのバストイは、全米で7万2千個販売され、1件、砕けた時に小さな部品が出て、のどに詰まるかもしれないという通知があったということです。
他の商品と無償交換するとのことです。

砕けた製品から小さな丸いビーズ様のものがでて、危険ということでの回収です。
製品そのものではなく、砕けた製品の部品での回収というのは珍しいのではないかと思います。
また、ほとんどの自主回収は危険情報が重なってからで、7万以上の販売されたもので、1件の危険情報だけで、そして実際の危害情報がないケースでの自主回収には驚かされました。
この「マンチキン」という会社のポリシーなのでしょうか。

日本でマンチキン「ちょろくるワーム」として売られている商品が同じ商品ではないかと思われます。（未確認）

＊日本でも自主回収が2018年5月28日発表されました。
消費者庁リコールサイトに掲載されています。
商品名は「munchkin　ちょろくるワーム」です。
詳しくは消費者庁リコールサイトをご覧ください。

2018年10月22日国内販売代理店もホームページで自主回収を告知しました。
munchkin（マンチキン）「ちょろくるワーム」自主回収に関するお知らせとお願い へのリンク

以下は、社内資料として翻訳したものです。
日本のママやパパ、あるいはおばあ様やおじい様など、赤ちゃんの育児にかかわられている方の便宜のためにアップしました。2018/05/16
アメリカのCPSCの該当ページです。（ https://www.cpsc.gov/Recalls/2018/Munchkin-Recalls-Waterpede-Bath-Toys-Due-to-Choking-Hazard#）
正確には原文にてご確認をお願いします。

リコールのサマライズ

製品名

Waterpede™ children’s bath toys

危険

このバストイは、幼児を窒息させるかもしれない、小さな部品を露出させて破損する可能性があります。

対処方法

交換

リコール日

2018年5月10日

対象個数

約72,000

消費者窓口

マンチキンのフリーダイヤル877-242-3134（＊アメリカの電話です。）
月曜から金曜までの午前8時から午後5時まで
マンチキンのWebsite　 www.munchkin.com
ページ下部にあるHelpをクリックしてリコールに関する詳しい情報をご覧ください。

＊実際に試したところ、ページ下部に「Help」はありません。
2018年10月22日現在はページ下部に「Help」があります。
「Help」のなかの「Recalls」をクリックして該当ページの「Recalls」の上の方にある
「Waterpede™ Bath Toy」の中に詳細へのリンクがアメリカ（USA）とカナダのそれぞれがあります。
アメリカ向けとカナダ向けは、電話番号も同じで、内容も同じようですが、カナダは公用語が英語とフランス語なので2つの言語で掲載するために分けたのではないかと推察します。
2019年７月30日現在はUKへのリンクも増えていました。

リコールの詳細

記述

このリコールは、マンチキンのウォーターピード バストイ（水が歩いているようなバストイ）に関するものです。
一体となったマルチカラーのムカデ型のおもちゃで、上から水をすくい上げ、連続した部屋を通って底まで流れ落ちます。
このベビー用バストイは、100％プラスチック製で、6ヶ月以上の幼児向きのものです。

対処

消費者はすぐに幼児からこのバストイを遠ざけるべきです。
そして、マンチキンと連絡を取り、同等の価値のバストイへの無料交換をしてください。

出来事/傷害

同社は、おもちゃが砕けて、小さなビーズが露出しているという1件の報告を受けています。
怪我などは報告されていません。

販売されていた場所

ベビーザらス、ターゲットその他の全国のお店と、マンチキンのオンラインショップで、2015年9月から2018年1月まで、5ドルから7ドルで販売されていました。

輸入業者

マンチキン（カルフォルニア州ロサンゼルス北西近郊のヴァンナイズ）

製造国

中国
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