米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、2018年1月30日にベビースリングだっこひもの新基準が発効すると発表しました。
以下がリリースされた内容です。 (便宜のために弊社にて翻訳したものですので、正確にはCPSCの原文をご確認ください。
幼児用スリングの安全性向上のための新連邦基準が施行 2018年1月1日発表
ワシントン-
あなた、あるいはあなたの知っている誰かが、ベビースリングだっこひもを使用している場合、ベビースリングだっこひもを安全にすることを目指した新しい連邦基準が現在発効しています。
米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、赤ちゃんの死亡や怪我を防ぐための基準を承認しました。
この新しい基準は、2018年1月30日以降に製造または輸入されるすべてのベビースリングだっこひもに適用されます。
とりわけ、すべてのベビースリングだっこひもには、恒久的に取り付けられた警告ラベルが添付されていなければなりません。そのラベルには、ベビースリングでの赤ちゃんの適切な位置を示すために、図解図のような取扱説明が必要です。
警告ラベルには、以下が記載されなければなりません:
強制基準は、幼児用スリングだっこひもに併せて以下のことを義務付けています:
2003年1月から2016年9月の間に、幼児用スリングだっこひもに関わる159件の事故がCPSCに報告されており、製品の使用中に17人が死亡、67人が傷害を負っています。
*日本では、ベビースリングでの大きな事故やましては死亡事故は報告されていないと思います。
リコール(商品回収)は2010年ごろ1件ありましたが、アメリカでリコールになったので、日本でも同様な危険があるのではとの理由でのリコールでした。
スリングを含めただっこ紐での注意喚起情報は、やや古いのですが、2010年の国民生活センターの「スリングや抱っこひもなど赤ちゃん用子守帯に注意-窒息、転落、股関節脱臼の危険性も」http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20100326_1.html が参考になると思います。
ベビースリングだっこひもを使用する際に、死亡や怪我を防ぐ方法を知っていることを確認してください。